電子レンジの処分方法おすすめ7選!費用や処分方法の決め方も紹介

引っ越しや古くなって買い替える際などに、古い電子レンジを処分する必要があります。電子レンジは家電リサイクル法の対象ではないので、自治体の制度を利用するなら粗大ゴミや不燃ゴミとして処分するのが一般的です。

一方で、リサイクルショップでの買取や不用品回収業者を利用する方法もあります。この記事では、電子レンジの処分方法を7つ紹介します。自分に合った方法をみつけるうえでの参考にしてください。

電子レンジのおすすめ処分方法7選

電子レンジの処分方法は、大きく分けてつぎの7つです。

  1. 粗大ゴミとして捨てる
  2. 不燃ゴミとして捨てる
  3. リサイクルショップで買い取る
  4. フリマアプリで売却する
  5. 知人もしくはジモティーで譲る
  6. 不用品回収業者に依頼する
  7. 家電量販店で引き取ってもらう

製品の状態や自分の意向を踏まえて、適した手法での処分を検討しましょう。

電子レンジの処分方法①粗大ゴミとして捨てる

電子レンジの処分方法のひとつは、粗大ゴミとして捨てる方法です。電子レンジを自治体の制度のもとで処分するなら、粗大ゴミか、つぎに紹介する不燃ゴミとして捨てるケースが多いでしょう。

粗大ゴミの捨て方は自治体によって異なりますが、次のようなプロセスとなっている場合が多いです。

  • 粗大ゴミの処理チケットを公共施設や小売店などで購入
  • 粗大ゴミ回収の予約日を調整
  • 不要となった電子レンジにチケットを貼り付け
  • 予約日当日に家の前か指定場所に電子レンジを出しておく

なお、自治体によっては処理場まで自分で持ち込める場合も。自分で持ち込んだ方が、処分費用が安くなるなどのメリットがあります。

粗大ゴミとして捨てるメリット・注意点

粗大ゴミは自治体のルールに基づく制度なので、安全かつ確実に法令にしたがって処分ができます。また、業者探しを自分でする必要がないのもメリットといえます。他の処分方法の費用にもよりますが、1個~少数の不用品の処分方法としては比較的安価でもあります。

注意点としては、まず自治体によって粗大ゴミと不燃ゴミの基準が異なる点です。大抵は一辺の大きさで区分けされるのですが、30cm以上、50cm以上など粗大ゴミ扱いにある大きさが異なります。また、事前予約が必要な点にも注意です。引っ越しが多い年度末付近などは予約が取れないリスクもあるので、早めに処分準備を進めましょう。

粗大ゴミで捨てる場合の費用目安

電子レンジの処分費用の目安は数百円~1,000円程度です。電子レンジは粗大ゴミとしては小さい部類の製品であるため、比較的安価で処分できるケースが多いようです。ただし、処分費用のルールは自治体によって異なるため、かならず自分が捨てようとしている自治体の情報を参照しましょう。

足立区の粗大ゴミルール

一つの参考として、東京都足立区の粗大ゴミのルールはつぎの通りです。

  • 家庭で不要になった一辺の長さが30cmを超えるゴミが「粗大ゴミ」
  • 指定場所まで持ち込む場合は年間合計(すべての粗大ゴミの合計)10個まで無料
  • 収集の場合は事前に有料シールを費用分購入して貼り付け
  • 電子レンジの場合は400円

なお、有料シールは区内の商店、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの取扱店と清掃事務所、ごみ減量推進課で購入可能です。

電子レンジの処分方法②不燃ゴミとして捨てる

自治体によっては、電子レンジを不燃ゴミとして捨てられる場合もあります。また、小型家電リサイクル法に準拠した処分をするために「小型家電」という個別の回収日が設けられている場合もあります。

粗大ゴミのルールが30cm以上の自治体では、多くの製品が粗大ゴミとなると想定されますが、50cm以上に設定されている場合は、逆に粗大ゴミに該当せず不燃ゴミで処分できるでしょう。

不燃ゴミや小型家電の回収は、通常週に1~2回もしくは月に数回など回収日が設定されています。回収日の回収時間までに家の外や指定されたゴミステーションに出しておくと、不要な電子レンジの処分が可能です。

なお、袋の要否や指定ゴミ袋の有無などは、自治体によって差があります。事前に自治体のゴミ出しルールを確認しておきましょう。

不燃ゴミとして捨てるメリット・注意点

不燃ゴミで捨てられれば、自治体によってはほとんどコストを掛けずに処分が可能です。不燃ゴミの処分費用は自治体によって異なりますが、特に自治体として料金を徴収していない場合もあります。

料金がかかるとしても、数百円程度の指定ゴミ袋を買うだけで済むため、いずれにしても安価に処分ができる方法の一つといえるでしょう。また、ほとんどの自治体では毎週もしくは毎月数回回収日があり、事前予約などをしなくてもすぐに処分ができるのも特徴です。

一方で、そもそもサイズが大きすぎると不燃ゴミとして処分できないケースがある点には注意しましょう。小型家電など、不燃ゴミ以外の枠組みで処分する必要がある自治体もあります。

不燃ゴミとして捨てるときの費用

不燃ゴミの処分において、自治体として特に料金を徴収していなければ、かかるのは処分時に必要なポリ袋の費用くらいです。数十枚で数百円程度で売っているため、実質的には100円以下で処分できます。

指定のポリ袋を購入しなければならない自治体もあります。たとえば埼玉県では加須市などが該当します。加須市では、燃えないゴミの袋の単価は45リットルサイズで1枚あたり25円です。不燃ゴミ処理が有料の自治体でも、このように実質的に100円以下で処分できるケースがほとんどでしょう。

電子レンジの処分方法③リサイクルショップで買い取る

まだ使用可能で状態のよい電子レンジは、リサイクルショップで買い取ってもらう方法もあります。リサイクルショップでは、電子レンジをはじめとしたさまざまな家具・家電を取り扱っています。

電子レンジは多くの家庭に1台は必要な家電でもあるため、比較的安定した需要が期待できる製品です。電子レンジ程度のサイズなら、自家用車を持っていれば店舗まで運搬可能です。もし自家用車がない場合は、出張買取や店舗に宅配して査定してもらう宅配買取なども活用すると良いでしょう。

基本的には周辺の店舗へ持ち込むか、自宅を営業範囲としているリサイクルショップに電話やメール、Webフォームなどで申し込んで手続きを進める形となります。

もともとがさほど高価な製品でなければ、高価買取には至らない可能性もあります。ただし、処分するとなるとほとんどの場合コストがかかるため、たとえ無料でも引き取ってもらった方が経済的です。

リサイクルショップで買い取ってもらうメリット・注意点

リサイクルショップや買取業者に査定してもらって値がつけば、現金収入を得られます。処分すると費用がかかる場合も多いので、尚更経済的といえるでしょう。また、宅配買取や出張買取を利用すれば、梱包や運搬の手間なく処分できるのも魅力といえます。

注意点としては、製品の状態によっては引き取り不可となることです。故障している、あまりにも古い、汚れやキズがある電子レンジは買い取り不可になる可能性が高いといえます。また、査定額はリサイクルショップによって差がつく場合もあります。

査定額にこだわって高額売却を実現したいなら、複数店舗に査定してもらって高額査定の店舗を利用するのも一案です。

思うように値がつかないと売却に時間がかかる、そもそも引き取り不可で後になってほかの処分方法を検討せざるを得ないケースもあります。リサイクルショップでの買取は、時間的な余裕があるときに適した処分方法といえるでしょう。

リサイクルショップでの電子レンジの買い取り事例

たとえば、リサイクルショップ大手の2nd Streetでは、次のような電子レンジの買い取り事例が出ています。新しい製品やスチームを活用したオーブン機能があるなど多機能な製品は50,000円を超える高額買取の事例も散見されます。

SHARPヘルシオ(ウォーターオーブン)AX-XA20-R 2021年モデル/30L65,000円
Panasonicビストロ(スチームオーブン)NE-CBS2700-W 2020年モデル/30L60,000円
HITACHIヘルシーシェフ(過熱水蒸気オーブン)MRO-S8Z R 2021年モデル/31L35,000円
BALMUDAオーブンレンジK04A-BK2017年モデル/18L28,000円
TOSHIBA R-VS23(W)2020年モデル/23L14,500円
ビストロ NE-CBS2700

電子レンジの処分方法④フリマアプリで売却する

メルカリなどのフリマアプリで売却する方法もあります。フリマアプリはWebを通じて不用品の情報を掲載して買い手を募る方法です。金額は売却を希望する方が設定でき、買い手が見つかりさえすれば、リサイクルショップよりも高額で売却できるチャンスもあります。

まず、メルカリなどのアカウントを作成したうえで、製品の画像や情報、売却希望価格をWeb上に掲載します。電子レンジを必要としている人が設定価格に納得すれば、売却が成立します。

なお、梱包や配送などは自前で行うか、配送業者に依頼する必要があります。これらのコストも加味したうえで価格を設定しましょう。

フリマアプリで売却するメリット・注意点

フリマアプリは、うまくいけば自身の言い値で売却が可能です。リサイクルショップよりも高額で売却できる場合や、ショップでは値がつかない商品を売却できるチャンスもあります。またWebを通じて日本全国から買い手を募れるのも特徴です。

一方で注意点としては、まず買い手がつかなければいつまでも処分が完了しない点です。どのタイミングで諦めるかは売り手の判断次第ですが、一定期間はWeb上に情報を掲載したままにするケースが多く、処分完了まで時間がかかることになります。

また、全国の人に売却情報を見てもらえるのがメリットである反面、遠方の買い手と商談が成立した場合には、配送コストが高くなるおそれがある点にも注意が必要です。配送・梱包のコストで赤字にならないように注意しましょう。

フリマアプリの電子レンジ出品事例

メルカリでは、電子レンジの出品事例が多数あります。比較的新しい製品や多機能な高級品では、高額な価格設定の事例も散見されます。

TOSHIBA 東芝 電子レンジ オーブンレンジ ER-X18 2023年製18,000円
山善 電子レンジ オーブン オーブンレンジ 18L トースト ブラック K16216,800円
TOSHIBA 電子レンジ ER-XS23(K) BLACK18,000円
電子レンジ オーブン グリル SHARP シャープ RE-ST26 ジャンク4,800円
TOSHIBA スチームオーブンレンジER-SD8023,600円

なお、以上はすべて出品事例であり、実際に上記の価格で買い手が見つかるとは限りません。

TOSHIBA ER-SD80

電子レンジの処分方法⑤知人もしくはジモティーで譲る

電子レンジがまだ使える状態であれば、知人もしくはジモティーを通じて譲渡するのも一案です。親しい知人で電子レンジを必要としている人がいれば、まずはその人に相談してみるのが早いでしょう。親しい仲であれば譲るときに細かい相談もしやすくスムーズです。

一方で、該当する知人に心当たりがなければ、不用品の譲渡情報などを地域の人向けに発信できるジモティーを使うのが有効です。ジモティーに不要な電子レンジの情報を掲載すれば、同じ地域在住の方から引き取り手を募れます。

使える状態の電子レンジであれば、通常費用を請求されることはないでしょう。無料もしくは好意で謝礼を受け取れる場合もあります。

知人もしくはジモティーで譲るメリット・注意点

売却が難しい電子レンジを無料で処分する方法としては有効な手段のひとつです。ゴミや不用品回収業者を利用すると、費用がかかるケースが多いといえます。その点、譲渡であれば費用を掛けずに処分が可能です。

注意したいのは、運搬費用はどちらかが負担しなければならない点です。費用を掛けずに処分したいなら、引き取り手に配送料だけ負担してもらえないか交渉してみましょう。

また、不用意に粗悪品を譲って後でトラブルにならにように注意してください。経年劣化が進んでいる、万全に機能しないなどネガティブな点がある場合は、必ず事前に説明して納得を得たうえで譲りましょう。

故障した電子レンジを使用し続けると、トラブルになるばかりか事故やケガのもとにもなるのでネガティブな点を隠したまま譲る事は避けてください。

譲れば無料で処分できる?

知人やジモティーを介した譲渡であれば、まず処分自体に費用はかかりません。むしろ謝礼などを受け取って実質的に収入を得られるケースもあるでしょう。

自家用車で届けられる場合は運搬費用もほとんどかかりませんが、業者を利用する場合には注意が必要です。たとえばクロネコヤマトの例では、関東圏内→関東圏内の配送で最大3,720円かかります(具体的な金額は重量とサイズによる)。全てを無料で済ませるなら、この金額を相手負担にするように交渉しなければなりません。

電子レンジの処分方法⑥不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者を利用するのもひとつの方法です。不用品回収業者では、さまざまな家具・家電の処分に対応していて、もちろん電子レンジも処分もできます。

処分施設への持ち込みと出張での回収の両方に対応しているケースが多いですが、回収に来てもらう場合は電子レンジ1つでは割高になってしまうおそれも。自家用車がある方は持参も検討してみましょう。

もしくは、ほかに不用品があるならまとめて処分してしまうのも一案です。業者によっては、トラック一台で定額料金となるなど、ボリュームディスカウントが働くケースもあります。まずは、不用品回収業者に依頼して、見積もりを頼んでみましょう。

不用品回収業者に依頼するメリット・注意点

不用品回収業者の出張回収を依頼すれば、電子レンジを運搬する手間が省けます。自宅にいながら処分が完了するのです。また、ほとんどの回収業者はまとまった数の不用品処分に長けています。引っ越しなどでほかにも不用品があるときには、まとめて処分してもらえます。

一方で注意点としては、電子レンジ単体を出張回収する場合では料金が割高になる場合もあることです。不用品が電子レンジのみの場合は持ち込みが可能かも相談してみるとよいでしょう。また、ほとんどの不用品回収業者は適切な資格・免許を持つ業者ですが、まれに悪徳業者もいます。

特に民間企業がビジネスの一環で不用品を処分するときに、無料で対応するのは困難です。「無料回収」を謳う業者は安易に信用しないようにしましょう。あとで別の名目で料金を請求されるから、違法な形で不用品を処分している疑いがあります。

不用品回収業者の処分費用の目安

パワーセラーの場合、電子レンジの処分費用は「500円」と安価です。しかしながら、出張買取には場所により8,000円~10,000円の最低料金がかかります。いうまでもなく電子レンジ1台のみで出張処分をするのは得策ではありません。

ほかの不用品がある場合にはまとめて処分を依頼しましょう。パワーセラーでは、軽トラ1台分の不用品回収を25,000円、2tトラックで60,000円で行っています。まとめて不用品を処分した方がお得です。

なお、パワーセラーでは不用品処分だけでなく、買取にも対応しています。電子レンジの状態からして値がつくか悩ましい方は、まず買取・処分の両面からパワーセラーに相談するのも一案です。

パワーセラーに不要な電子レンジの処分・買取を相談してみる

電子レンジの処分方法⑦家電量販店で引き取ってもらう

家電量販店では、さまざまな家電の引き取りサービスを行っています。電子レンジの引き取りを依頼するのもよいでしょう。たとえばヤマダ電機では「小型家電のリサイクル」として不要な電子レンジを回収してもらえます。

具体的な制度は量販店により異なりますが、店舗によっては家電を購入しないときでも回収に応じてくれるサービスがあります。まだ新しく状態の製品であれば、買取も相談できる場合もあります。

電子レンジくらいのサイズであれば店舗に持参するのが便利なケースが多いですが、自宅からの搬出が難しい場合には出張回収ができないか相談してみましょう。

家電量販店で引き取ってもらうメリット・注意点

家電量販店での引き取りは、ほかの家電を購入する際などについでに相談ができるので便利です。持参であれば回収日を指定する必要がなく、店舗の営業時間に柔軟に不用品処分を進められます。また、店舗によっては買取サービスを並行して行っていて、買取と回収の両面から柔軟に処分方法を相談可能です。

家電量販店によって微妙にルールが違うため、あらかじめ自分が利用する量販店のルールを確認しておきましょう。特に買取制度がある家電量販店は限られているため、質の良い電子レンジの処分を考えている場合には、特に注意が必要です。

大手家電量販店の電子レンジ引き取りルールを解説

大手家電量販店の電子レンジの引き取りサービスを簡単にまとめると、つぎの通りです。

家電量販店買取サービス引き取りサービス
ケーズデンキ○ 2,200円
ヤマダ電機○ ~2,000円○ 1,100円
エディオン○ 550円
ヨドバシカメラ○ 2,200円
ビックカメラ▲*○ 無料もしくは1,958円
ノジマ電機○ 無料・買い替え時のみ

*買取サービスはあるが、電子レンジの買い取り事例が少ない

ケーズデンキの場合

ケーズデンキには買取サービスはなく、不要な電子レンジの引き取りのみに対応しています。価格は店舗に持ち込んだ場合で2,200円です。なお、出張料金を別途支払えば、自宅に回収に来てもらうこともできます。出張料金は店舗や自宅の場所によって変わるため、近隣のケーズデンキに相談してみましょう。

ヤマダ電機の場合

ヤマダ電機には以下の二つのサービスがあり、電子レンジの買取と不用品回収の両方を受け付けています。

  • 家電買取キャンペーン
  • 小型家電回収サービス

「買取キャンペーン」とありますが、2024年4月現在では特に期限は設けられていません。電子レンジの場合、店舗に持ち込めば最大2,000円で買い取ってもらえます。メーカーに制約はありませんが、2017年製 ~ 2024年製であることが条件です。

また、小型家電回収サービスでは、さまざまな小型家電を引き取っていて、電子レンジもそのひとつです。持ち込みの場合は電子レンジは一律1,100円となっています。

エディオンの場合

エディオンには家電の買取サービスがないため、処分する場合は回収サービスを利用することになります。家電のサイズやカテゴリによって料金が異なり、電子レンジの場合は550円です。ただし、店舗への持ち込みが基本となっていて、かつフランチャイズ店では対応していません。事前に近隣の直営店を確認して問い合わせましょう。

ヨドバシカメラの場合

ヨドバシカメラには家電の買取サービスがあるものの、対象商品はモバイルやPC、オーディオ機器などで電子レンジは対象外です。不用品の回収については、自宅にいながら宅配形式で対応しています。料金は電子レンジの場合で、一箱2,200円です。3辺合計が240cm、30kgの電子レンジまで対応しています。

ビックカメラの場合

ビックカメラでは、電子レンジを購入する場合には「買い替え無料下取りサービス」で、無料で購入前の不用品を無料で引き取ってくれます。買取アプリ「ラクウル」を介した家電の買取サービスもあるのですが、電子レンジ買取事例が少ないため、買い取ってもらうハードルは高い可能性があります。[r]

そのほか「小型家電の引き取り・宅配買取」では、自宅に居ながらにして不要な電子レンジを処分できます。依頼すると自宅に段ボールが届くので、不要な電子レンジを梱包して佐川急便で配送すると処分完了です。こちらのサービスは一箱1,958円で対応しています。

ノジマ電機の場合

ノジマ電機では「下取りチェッカー」というサービスで、市場価格に応じて不用品の下取りを受け付けています。処分しようとしている電子レンジが、まだ市場価格のつく状態の製品であれば、下取りして収入を得られる可能性があります。

また、電子レンジの不用品は「買い替え」の場合には無料で引き取ってくれます。モバイル会員については「同等商品」の購入でも引き取りが可能です。電子レンジと別の製品を購入するときには、同等商品にあたるかを確認しておきましょう。

電子レンジは家電リサイクル法対象製品ではない

電子レンジは家電リサイクル法の対象商品には該当しません。家電リサイクル法は、貴重な資源や素材を有効活用するために制定された法制度で、つぎの家電に適用されます。

  • エアコン
  • テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

家電リサイクル法該当製品は粗大ゴミや可燃・不燃ゴミなどで捨てることができず、法令に従って処分が必要です。裏を返せば電子レンジには適用外となるので、サイズ次第で粗大ゴミや不燃ゴミで処分ができます。

小型家電リサイクル法の対象ではある

電子レンジはサイズによって「小型家電差リサイクル法」の対象製品となります。小型家電リサイクル法は、小型家電に含まれる「鉄、アルミ、銅、貴金属、レアメタル」などの有用な金属、資源を有効活用するための法制度です。

自治体によっては小型家電の不用品収集を個別に行っている場合があります。たとえば、埼玉県所沢市では「小型家電」という回収日が不燃ゴミ・可燃ゴミとは別に設定されています。自治体のルールに従って処分をしましょう。なお、小型家電リサイクル法は、通常粗大ゴミに該当するサイズの家電は適用外です。

電子レンジの場合、製品のサイズと自治体のルールによって該当するかどうかが異なってきます。サイズが大きい電子レンジを捨てる場合には、粗大ゴミとして処分しましょう。

電子レンジの処分方法を決めるときのポイント

電子レンジの処分方法は多数ありますが、つぎのような着眼点をもとに自分にあった処分方法を検討しましょう。

  • 状態がよければ買取から検討してみる
  • 粗大ゴミ・不燃ゴミのルールを確認して適切に処分
  • 処理施設へ持ち込むと安く済む場合も
  • ほかに不用品があればまとめて処分する
  • 処分なら複数業者に見積もるのも一案
  • 悪徳業者に注意

状態がよければ買取から検討してみる

不要な電子レンジがまださほど古くなく、状態がよいなら買取での処分をまず検討しましょう。不用品として処分した場合、費用がかかるケースが多いです。買取であれば、逆に現金収入を得られる可能性があります。たとえ0円での引き取りでも、有料で処分するよりは経済的です。

購入して2〜3年程度の新しい製品、スチームオーブンなど優れた機能がついた電子レンジは、1万円をこえる高価買取のケースも散見されます。そのような製品をお金を払って処分するのはもったいないので、まずは査定依頼をしてください。

買取の場合、複数の買取業者に相談したり、フリマアプリに出店したりと、準備から制約まで時間がかかる場合もあります。特に引越しなどで処分を完了させる期限があるときは、早めに手続きを始めましょう。

粗大ゴミ・不燃ゴミのルールを確認して適切に処分

ゴミとして処分するときには、各自治体のルールを確認して正しく処分しましょう。粗大ゴミと不燃ゴミの区分は、自治体により異なります。ゴミ区分によって捨て方も異なるので、注意が必要です。また、小型家電など小型家電リサイクル法を踏まえた対応を行う自治体もあります。

処理施設へ持ち込むと安く済む場合も

粗大ゴミでの処分や不用品回収業者での処分では、自分で処理施設へ持ち込むと費用が安くなるケースもあります。粗大ゴミや業者の出張回収の費用には、運搬コストが内在しています。自分で持ち込めば、運搬コストが不要な分、料金が減額される場合があるのです。

電子レンジは家電としては決して大型ではないので、自家用車があれば自分で運搬できます。ゴミで処分するうえで費用を抑えたいなら、持ち込みによる割引を活用しましょう。

ほかに不用品があればまとめて処分する

不用品回収業者に出張回収を依頼するなら、複数の不用品をまとめて処分してもらうのが得策です。不用品回収業者の出張回収の料金は、最低単価が設定されているケースが多くみられます。

これは、大きなトラックで電子レンジのような小さな家電をひとつ運ぶと業務効率が悪くなるためです。たとえば、トラック1台が満載になるまで定額で対応可能な不用品回収業者もみられます。

複数の不用品をまとめて処分した方が、経済的に処分できる場合も少なくありません。電子レンジ以外にも不用品がある方は、まとめて処分を依頼するのも一案です。

処分なら複数業者に見積もるのも一案

不用品回収業者を利用して処分するなら、複数業者に見積もりを依頼するのも一案です。不用品回収は、業者によって料金の水準や体系は異なります。パワーセラーのように製品毎に個別で料金設定されている場合もあり、どの業者が経済的かは処分する不用品によってもさまざまです。

できるだけ費用を抑えたいなら、処分予定の製品をもとに複数業者に見積もりして、もっとも経済的な業者を利用しましょう。

悪徳業者に注意

ほとんどの不用品回収業者は優良な企業ですが、まれに悪徳業者もいます。たとえば、不用品処分を無料で引き受けるような業者は安易に利用してはいけません。不用品回収を事業として行っている以上、無料で引き取るのは困難だからです。いざ利用すると他の名目で高額な料金を取られるおそれもあります。

パワーセラーのように、許認可についてWebサイトや広告などにしっかり明記している企業を利用するのが安心です。

まとめ

電子レンジの処分には、大きく分けて7つの処分方法があります。電子レンジの状態や処分までの時間的猶予などを踏まえて、自分に合った方法を検討しましょう。電子レンジの状態が良いなら、まずは買取から検討するのが得策です。

また、自治体のゴミでの処分や不要品回収業者の利用のほか、家電量販店の引き取りサービスを利用するのもよいでしょう。それぞれのメリット・注意点をふまえて、処分方法を検討してください。

パワーセラーなら、電子レンジの買取りと処分の双方に対応可能です。値がつくのか不安な方は、パワーセラーに相談すれば、どちらのケースにも柔軟に対応できます。さまざまな不用品の処分に対応しているため、ほかにも不用品があるなら、まとめて処分を依頼するのもよいでしょう。

>>パワーセラーに不要な電子レンジなど家電の処分・買取を相談してみる<<

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