テレビ台の処分方法7選!処分するときの費用や注意点を紹介!

テレビ台やテレビボードを買い替える頻度は決して多くありませんが、いざ買い替えようとすると古いテレビ台の処分に困る場合があります。テレビ台の処分方法は大きく分けて7つあります。テレビ台の状態や費用をふまえて、自分に合った方法で処分しましょう。

今回の記事では、それぞれテレビ台の処分方法について費用や注意点を紹介します。これからテレビ台の買い替えや処分を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

1.粗大ゴミとして捨てる

テレビ台のサイズが大きければ、粗大ゴミとして捨てるのが一般的な方法のひとつです。基本的に一定の寸法を超えるサイズのゴミは粗大ゴミで処分するルールとなっています。
家電リサイクル法が適用されるテレビと異なり、テレビ台は粗大ゴミで処分できます。

◯処分方法

粗大ごみの処分方法は各自治体によって異なりますが、だいたいの流れは以下のとおりです。

1. 各自治体に連絡して、粗大ごみを出す予約をとる
2. 粗大ごみシールを購入し、粗大ごみとして出したい品物に貼る
3. 指定された場所・日時に出す

また、指定の処分場へ自分で持ち込める自治体も。持ち込みにすると処分費用が安く済む場合もあります。

○費用

粗大ゴミの処分費用は、自治体によってルールがさまざまです。テレビ台の場合は数百円~3,000円程度がひとつの目安となります。たとえば埼玉県所沢市のケースでは、次のようなルールとなっています。

  • 手数料2000円(500円券×4枚):スプリング入りベッドマットレス
  • 手数料1000円(500円券×2枚):(一辺が90センチメートル以上の粗大ごみ)自転車、4.5畳より大きいカーペット類、マットレス三つ折り(スプリングなし)、タンス、テーブル、ベッド
  • 手数料500円:(一辺が90センチメートル未満の粗大ごみ)石油ストーブ、布団、2畳より大きく4.5畳以下のカーペット類

このルールに基づくと、テレビ台はサイズにより500円~1000円となります。

◯特徴

ほとんどの自治体でテレビ台は粗大ごみとして出すことが可能となっています。テレビ台の大きさや階段など搬出の経路よっては持ち出しが大変ではありますが、自治体での処分では費用を抑えられることが多いです。

2.解体して可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分する

解体して細かくすれば、素材により可燃ゴミ・不燃ゴミで捨てられる自治体もあります。可燃ゴミや不燃ゴミは、指定の日にゴミステーションや自宅前に出しておけば処分可能です。

◯処分方法

1.テレビ台を分解し、可燃ごみと不燃ごみに分ける
2.指定の日にゴミ置き場へ出す
3.回収業者に回収してもらう

◯費用

費用は無料の自治体と、指定のゴミ袋を購入することにより費用を支払う仕組みの自治体があります。

◯特徴

自治体によっては細かく解体しても、元のサイズが大きい不用品は粗大ゴミとなるルールになっている場合もあります。解体に着手する前に自治体の処分ルールを事前に確認しましょう。
また、解体には専用の工具が必要で、手間がかかりますし、怪我や事故のリスクもあります。頑丈で解体が難しいと感じたら、無理をせず別の方法で処分しましょう。

大阪市・横浜市の可燃ゴミ・不燃ゴミのルール・費用

大阪市の場合は、1辺が30センチメートル以内であれば可燃ゴミ・不燃ゴミで出せます。解体に関する取り決めは特にないため、テレビ台を解体してこれらのゴミとして出すことは可能です。指定ゴミ袋を使用するなどのルールはないため、かかる費用は市販のポリ袋の購入代金のみとなります。

>>大阪市の可燃ごみの出し方について<<

横浜市は、金属であれば1辺が30センチメートル以内、木は50センチメートル以内であれば可燃ゴミや不燃ゴミとして出せます。解体してこれらのゴミに出すことも可能です。こちらもゴミ袋の指定はないので、一般のポリ袋を用意すればゴミを出せます。

>>横浜市の可燃ごみの出し方について<<

3.家具量販店に引き取ってもらう

一部の家具量販店では、買い替えの際に不要になった家具の引き取り対応をしています。
新しいテレビ台を購入予定であれば、こちらのテレビ台引き取りサービスを利用するのが便利です。

◯処分方法

1.家具量販店にて家具を買い替えし、引き取りサービスの利用をお願いする
2.家具の配送日を決める
3.配達と同時に、不要なテレビ台を引き取ってもらう

◯費用

家具量販店によっては一部有料となるケースがあります。詳しくは下記の項目をご確認ください。

◯特徴

量販店によっては、購入した家具を設置する際についでに引き取ってくれるため、テレビ台を運搬する手間がかかりません。
大型で自分で動かすのが大変なテレビ台を処分したい場合には、便利な処分方法のひとつです。
ただし、基本的に家具を新たに購入する際に利用可能な方法なので、買い替えせずに処分したい場合には利用できないので注意しましょう。

家具量販店の引き取り費用

家具量販店の引き取り制度は、つぎのとおりです。

店舗家具引取金額条件
ニトリ指定なし4,400円購入家具と同数量もしくは同容量
イケア指定なし無料/良品ならポイント還元も購入家具と同数量もしくは同容量アウトレット商品は対象外
東京インテリア大型家具
(幅+丈+奥行= 300cm以上)
4,000円〜購入家具と同数量もしくは同容量
無印良品ベッド、ソファ、テーブルなど3,000円購入家具と同種かつ同数量
ベルメゾンベッド、テーブル、収納棚など無料購入家具と同数量

店舗によっては無料だったり、むしろポイント還元してくれたりする場合もあります。買い替えのときには、家具量販店での引き取りを検討してみましょう。

4.リサイクルショップで買取してもらう

比較的新しく、状態の良いテレビ台であればリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性もあります。大型車を持っていれば、小型のテレビ台であれば店舗に持ち込んで査定が可能です。

◯処分方法

1.リサイクルショップに買取の査定を依頼する
2.店舗に持っていき、テレビ台の査定をしてもらう
3.不要なテレビ台を引き取ってもらう

◯費用

テレビ台の運搬費用(車代・ガソリン代など)

◯特徴

店舗によっては依頼すると自宅まで査定しに来てくれる「出張買取」があります。大型のテレビ台も、出張買取を活用すれば手間をかけずに売却可能です。店舗によって得意としている商品は異なるため、査定額にも差が出ます。高価での買取を目指すなら、複数店舗に査定してもらうのも一案です。

リサイクルショップの買取事例

テレビ台の買い取り事例は、つぎの通りです。数千円~1万円前後の買取事例が複数見られます。

商品買取価格
ケユカ テレビ台3,000円
unico AVボード8,000円
NDstyle ローボード、TVラック、テレビボード5,000円
TRESANTI 電気暖炉付きテレビ台 送風機能付き12,000円

5.ネットオークションやフリマアプリを利用する

ヤフーオークションなどのオークションサイトや、メルカリなどのフリマアプリに出品するのも一案です。これらの場合では、出品したい商品の概要と写真と共に情報を掲載して買い手を募ります。もし、買い手が現れれば、売却が可能です。

◯処分方法

1.テレビ台の全体写真と出品文章を載せて、オークションもしくはフリマアプリに出品
2.落札されたら、発送の準備
3.入金を確認したら発送

◯費用

・利用するサイトが規定する手数料(落札金額のおおよそ10%〜)
・発送料金(出品者負担の場合)

◯特徴

買い手がつきさえすれば、リサイクルショップよりも高額で売却できる可能性もあります。
また、買い手が現れるまで出品情報を掲載し続ける必要があるため、売却に時間がかかる場合も少なくありません。厳格な期限が決まっておらず、高額での売却を目指したいときに適した方法です。
ヤフオクで発送するときは、ヤマト便の「らくらく家財便」を利用すると良いでしょう。梱包不要でしかも配達員2名が取りに来てくれるので、労力削減となります。
一方で、メルカリの場合は、家具については送料を出品者が負担しなければならないケースがほとんどのため、送料込みで出品をする場合があります。
配送などにかかる様々なコストも加味して、収支がマイナスにならないように値付けをしましょう。

フリマアプリの出品事例

メルカリの出品事例は、つぎの通りです。なお、あくまで出品の事例なので、この価格で買い手がつくとは限らない点に注意しましょう。

商品価格(税込)
BoConcept テレビ台 ボーコンセプト 横205×奥行46×高さ48.536,950円
テレビ台 ロータイプ9,800円(着払い)
テレビ台 ニトリ製22,600円
送料無料 テレビ台 120 ヴィンテージ テレビボード ワイド 保証付8,980円

リサイクルショップと比べると、やや強気な値付けの商品が散見されます。1万円を優に超える出品事例も、少なくありません。

6.知人やジモティーで譲る

テレビ台を必要としている方に譲るのもひとつの方法です。まずは新生活を始めるなど、テレビ台を必要としている知人と連絡をとってみましょう。日頃から親しい方に譲る方が手間がかからないでしょう。

周囲に譲る相手がいない場合は、ジモティーを活用するのも一案です。ジモティーとは、不用品の譲渡先などを募ることができる地域コミュニティサービスです。周辺に住む多くの人から引き取り手を見つけられます。

知人やジモティーで譲るなら無料でできる?

まだ使用できるテレビ台であれば、引き取り手が料金を徴収するケースはあまり考えられないため、無料で譲れる可能性が高いでしょう。

積極的に期待するものではありませんが、好意で謝礼などを受け取れる場合もあるでしょう。なお、梱包・配送は自分で手配が必要です。実質的に費用をかけずに譲るなら、これらの料金を相手に負担してもらう必要があります。

7.不用品回収業者に依頼して処分する

不用品回収業者に依頼して、不用品を処分する方法もあります。不用品回収業者は、粗大ゴミ・一般ゴミに関わらずまとめて処分が可能です。施設まで持ち込むこともできますが、依頼すれば自宅まで来て搬出してくれるケースが多いため、大型のテレビ台を処分するときなどに便利です。

一方で、単体・少数の不用品処分ではコストが高くつく場合もあります。ボリュームディスカウントが働く業者もあるので、複数の不用品をまとめて処分するときにおすすめです。

不用品回収業者の処分費用

パワーセラーの場合、テレビ台の処分費用は2,000円〜4,000円です。ただし、出張での処分の場合は最低料金8,000円〜10,000円を設定しています。処分費用の合計がこの金額を下回る場合は、最低料金が適用されます。

複数の不用品をまとめて処分するのがおすすめです。なお、パワーセラーでは買取、処分の双方に対応しています。買取か処分すべきか悩む場合には、パワーセラーに相談しましょう。

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テレビ台の処分・買い換えのタイミングは?

テレビ台は一度購入するとしばらく使い続けるケースが多く、いつ買い替え・処分すべきか悩む方も多いでしょう。例えばつぎのようなタイミングで買い替えや処分を検討してみましょう。

  • 壊れてしまった
  • 転居により置きづらくなった
  • テレビとサイズが合わなくなった
  • 部屋の模様がえで別のデザインがほしい

壊れてしまった

テレビ台が壊れたときには、早めに買い替えを検討するのがおすすめです。壊れたままにしておくと、さらに劣化が進んで、置いてあるテレビごと倒壊する危険性もあります。テレビごと壊れて買い替えとなれば高い費用がかかってしまうので、壊れたテレビ台を無理に使い続けるのはおすすめできません。

転居により置きづらくなった

転居も、しばしばテレビ台の処分や買い替えを検討する良いタイミングです。転居によって部屋のレイアウトが変わると、既存のテレビ台をおけなくなるケースも少なくありません。また、注文住宅の場合は自宅の注文時にテレビの配置場所を踏まえて設計することにより、テレビ台が不要になるケースもあります。

不要になるとわかっているテレビ台をわざわざ転居先に持ち込むのは、荷物が増えてしまいメリットがあまりありません。基本的には、転居前に先んじて処分してしまうのがおすすめです。

テレビとサイズが合わなくなった

新しいテレビの買い替えの際に、テレビ台も合わせて交換する方も少なくありません。テレビ台によっては、おけるテレビのサイズに制限があります。大きなテレビを購入すると、そもそもテレビ台に置けなくなってしまうケースがあります。

また、逆にテレビをコンパクトにした場合に、既存のテレビ台が大きすぎて不恰好になる場合もあるでしょう。このようなときには、新たなテレビに合わせてテレビ台を新調するのがおすすめです。テレビに合ったテレビ台を設置して、部屋の景観を整えましょう。

部屋の模様がえで別のデザインがほしい

模様替えの一環でテレビ台を新調する方も少なくありません。広いリビングに設置するテレビ台は目立つため、インテリアデザインを大きく左右します。そのため、リビングの景観を変えるうえでは、テレビ台を新調するのが有効です。

テレビ台を処分するときの注意点

テレビ台の処分については、つぎのポイントに注意しましょう。

  • 無料での処分・廃棄は難しい
  • 単体での買取は難しい場合も
  • 解体して処分するときは可燃ゴミ・不燃ゴミのルールを事前に確認しよう

処分方法を正しく理解して、最適な方法で処分してください。

無料での処分・廃棄は難しい

テレビ台を廃棄の形で処分するときは、無料での処分は基本的に難しいと考えておきましょう。テレビ台は基本的に粗大ゴミに該当するサイズとなるため、自治体のルールに基づいて処理するとしても、費用がかかります。

もちろん不用品回収業者も無料で処分対応することは通常ありません。解体して可燃ゴミ・不燃ゴミにする場合は、処分自体の費用は無料もしくは安価ですが、解体のためには工具などが必要となります。費用をかけずに処分したいなら、まずは買取から検討してみましょう。

単体での買取は難しい場合も

テレビ台は、リサイクルショップなどでの売却のハードルがやや高い家具と言えます。特に安価な製品は、中古品の買いニーズが出にくいため、一見保存状態がよいテレビ台でも断られる可能性があるでしょう。

なお、処分する場合は大抵が有料になるため「ほぼ0円」でも買い取ってもらった方が経済的です。値段がつかない場合も、無料引き取りにしてもらえないか交渉してみましょう。

解体して処分するときは可燃ゴミ・不燃ゴミのルールを事前に確認しよう

解体して可燃ゴミ・不燃ゴミでの処分を検討している方は、必ず事前に自治体のルールを確認してください。自治体によっては、たとえ分解したとしても元々大きな家具は粗大ゴミ扱いとなる場合があります。

テレビ台の解体は比較的労力がかかるため、無駄な重労働を行うことのないよう注意が必要です。

まとめ

テレビ台は比較的長期間にわたって使用するケースが多いため、処分方法がよくわからないという方も多いでしょう。今回の記事を参考にして、自分にあった方法での処分を検討してください。

廃棄の形で処分するとコストがかかる場合が多いため、時間的に余裕があるなら買取査定を依頼するのも一案です。パワーセラーでは、テレビ台の買取と処分の双方に対応可能です。テレビ台の処分方法に迷ったら、まずはパワーセラーに相談してみましょう。

>>テレビ台などの家具の処分は不用品回収のパワーセラーへ<<

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