庭石の処分方法に困ってます。専門業者に依頼するべきですか?
景観を良くしたり、植物を保全したりするために庭石を使うことがあるかもしれません。こうした日本庭園でよくつかわれる庭石の処分方法って、どうしたらいいのでしょうか?ご家庭で庭石の処分を検討している方向けに、その方法をご案内します。
庭石は一般処分が難しい
庭石や、ブロック塀などは建築廃材のような扱いとなるので、一般家庭であっても一般ゴミとしては捨てられず、市のクリーンセンターでも受け入れてくれません。産廃業者にお願いをする必要があります。庭石としての再利用ができなければ、産廃としては埋め立て地行きになります。
造園業者に引取依頼をする
庭石を扱う業者としては、造園業者がありますが、こうした業者に連絡を取って引き取ってもらう方法があります。ただし、どの業者でも必ずしも無料で引き取ってくれるわけではなく、有料または不可と言う場合が多いようです。そのため、必ず引き取ってもらえるという心構えではなく、「いくらで引き取ってもらえるのか?」という姿勢で依頼をしていくのが良いかもしれないですね。
必要な人を募って庭石を譲る
庭石を使う世帯は少なくなっていますが、必ずしも需要がなくなっているわけではありません。そのため、庭石を利用したい人をネットなどで募って、その人に譲ってあげるのもいいでしょう。また、もしかしたらご近所に庭石を欲しがっている人がいる可能性もあるので、確認してみるといいですね。
庭石の回収処分費用を解説!相場についてお答えします
庭石を捨てるときの費用について、実際にいくつかの企業に調べてみました。
費用を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
庭石を処分したい方必見!実際に見積もりを依頼しました
まず最初に、庭石は自治体において「処理困難ゴミ」に分類されているため、ゴミとして出すことができません。
そのため各自治体に回収依頼を頼んでも、片づけ業者や庭木屋へと依頼するように案内されます。
造園業者や専門業者で処分できないケースでは、不用品回収業者に回収の依頼をするのが良いかもしれません。不用品回収業者なら、比較的安く庭石を処分してくれるかもしれません。
しかしどの業者でも必ず引き取ってくれるわけではないので、事前に確認してみましょう。
● 庭石回収費を査定依頼
という事で今回私たちが実際に査定依頼を申込みしてみました。
査定を行ったのがこちらの庭石。およそ直径30cmほど、重量的には25kg程度でしょうか。こちらの庭石を10個回収してもらいたい場合はいったいどれ位の費用が掛かるのでしょうか?
【東京都のガーデニング専用業者】
園芸用の土や砂、庭石、レンガ、タイルなどを回収している業者です。依頼をすれば、基本的に自宅まで回収しに来てくれます。
回収料金は石の直径によって変動しますが、1kgにつき80〜150円です。ただし石一個につき20kg以内が条件となっています。
【さいたま市の不用品回収業者】
大きさと重さに基づく費用を見積もり依頼した結果、
●「直径が30センチ程の手でもてる程度の石ならば、1kg40円単位での回収になり、10個の場合10,000~12,000円での引き取りが可能」とのことでした。
人が持てる程度のサイズのものなら、1個1,000円弱で引き取ってもらえるようです。
ただ、庭石を処分する場合、持込みは難しい為に回収用のトラックが必要になってきます。
今回のケースでは、
●「別途運搬費として20,000円から25,000円、量が多い場合は詰め放題プランによる2tトラック利用で30,000円前後の費用が必要」となるようでした。
●上記は、首都圏の産廃業者への調査になります。東京近郊の処分業者よりも、地方の業者のほうが安いことも考えられます。処分場が近いことも理由として考えられます。
関連記事
-
製氷機はどう処分すべき?おすすめの処分方法5選を詳しく解説
製氷機が不要となった際に、どのように処分すればいいのかお困りではありませんか。実は製氷機は一般家電と同じように処分はできず、特別な工程を行う必要があります。もしも知らずに不正業者に廃棄依頼などをしてしまえば、場合によっては罰金となる可能性もあるので要注意です。 ここでは、製氷機の処分の仕方や、買取方法についても解説します。 製氷機は自治体で処分できない 製氷機を処分しようと考えた際に、「自治体で処分してもらおう」と検討する人も多いと思います。しかし残念ながら、自治体では処分してもらえません。店舗や飲食店など事業に用いる製氷機は「産業廃棄物」の扱いとなり、自治体で産業廃棄物の回収を行っていないためです。 そのため、粗大ごみとして勝手に捨てるのは辞めましょう。 製氷機の主な処分方法5選 自治体で回収を行っていないのであれば、どこに処分
-
飲食店から出るゴミや不用品の処分方法は?飲食店別のポイントや注意点も紹介
飲食店は、日々の残飯や揚げ物に使った油などのゴミに加え、特殊な機器も多く、買い替えやの閉店やの際には多くの種類の不用品が出ます。飲食店のゴミ処理は、一般的な店舗や事務所より注意が必要です。処分方法や対応業者が限られたり、高いコストがかかるケースも少なくありません。 この記事では、飲食店の不用品処分および買取の方法や注意点をまとめました。飲食店別でもポイントをまとめたので、これから開店や閉店を控えている飲食店経営者の方はぜひ参考にしてください。 飲食店から出るごみの種類2種 飲食店から出るごみは大きく分けて以下の2種類に分類されます。 事業系一般廃棄物 産業廃棄物 飲食店で日常的に出る生ゴミ・残飯や、ゴミ箱に入れる紙ゴミや割り箸などは「事業系一般廃棄物」となります。それ以外は「産業廃棄物」となります。厨房機器や家具、什器などの大型品はもちろん
-
【徹底解説】オフィス家具の処分方法 賢い選択でコストダウンするには?
オフィスから出る事業ゴミは、主に「産業廃棄物」「事務系一般廃棄物」に区分され、一般家庭から出るゴミとは処分の手続きが異なります。 日々オフィスから出るゴミ=ゴミ箱に入るような紙くずや、弁当ガラは「事業系一般廃棄物」に分類され、それ以外のオフィスから出る事業ゴミのほとんどが「産業廃棄物」に分類されます。 デスク、チェアなどのオフィス家具の処分方法5選 オフィスで発生するデスクやチェアなどの一般的なオフィス家具の処分方法は、大まかに分けて次の5つです。 買取業者に依頼 フリーマーケット・オークションに出品 不用品回収業者に依頼 スクラップ業者に処分を依頼 移転予定なら、居抜き退去で譲渡する方法も 処分の理由や処分完了までの期限もふまえながら、最適な方法を検討してください。 1.オフィス家具の買取業者に依頼
-
キャビネットの処分方法7選!買い取りや解体、処分のポイントや費用を紹介
キャビネットは、オフィスでも家庭でもしばしば使われる家具の一つです。丁寧に扱えば比較的長持ちするため、いざ買い替えや引っ越しで処分するとなると「処分方法がわからない」という方も少なくありません。 キャビネットの処分方法は複数あり、状態が良ければ買取ってもらえる可能性もあります。 今回の記事では、キャビネットの処分方法や費用などをまとめました。家庭の模様替えやオフィス家具の棚卸の際などに、ぜひ参考にしてください。 処分前に確認!キャビネットにはどんな種類がある? キャビネットには大きく分けて、次の3種類があります。 キッチン用キャビネット リビングや居室用キャビネット オフィス用キャビネット 特にオフィス用とそれ以外では、処分方法が違う場合もあるので注意しましょう。まずは、それぞれのキャビネットの特徴を紹介します。 キッチン
-
重いレンガやコンクリートの処分方法を教えて下さい
ご家庭の塀や庭先の通路に使われるレンガやコンクリート。こうした普通では処分しにくい煉瓦やコンクリートは、どのように処分したらいいのか迷ってしまうものです。 そこで、重くてかたい煉瓦とコンクリートの捨て方・処分方法をご説明しましょう。 「粗大ごみ」として処分できない場合がほとんど 煉瓦やコンクリートを捨てる場合は、建築廃材(家の一部)と見なされてしまい産業廃棄物になる自治体が殆どです。「粗大ごみ」でも「燃えないゴミ」でも一般家庭のゴミとして処分することができないということです。こうした処分ルールは自治体ごとに決まっているので、事前に確認しておくとスムーズに処分できるのでオススメです。 ただし、粗大ごみとして処分するには有料となってしまうので、その点も自治体に確認するときに、料金について確認するといいですね。 煉瓦もコンクリートも「燃えないゴミ」で処分
-
ブロックやレンガはどうやって処分するの?処分方法を教えて!
家庭のお庭で使われている大量のレンガが不要になったので捨てたい。 エアコンの室外機の下に引いてあるブロックを、引越しの際に捨てなくてはならなくなった…。 そんな時、これらをどうやって処分すればよいのでしょう?燃えるゴミ、または燃えないゴミで捨てられるのでしょうか?とても迷いますよね。 ここでは、これらの処分方法について、詳しく解説していきます。 レンガやブロックはゴミとして捨てられないことがほとんど 「ブロックやレンガはゴミで捨てられるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。ゴミとして捨てられれば、費用もかからずに便利ですよね。 一度、お住いの役所へと電話で問い合わせてみてください。恐らくほとんどの自治体で、「レンガやブロックは市では処分していませんので、業者へ電話してみてください」という答えが返ってくるでしょう。 なぜなら、レンガやブロック
新着記事
-
ズバリ!物置を処分するのに最適な4つの方法・費用はコレだ!
経年劣化した物置が台風・地震などで倒壊してしまったら、その破片が自宅や隣家に飛んで二次被害を引き起こす可能性があります。また、物置に蜂の巣を作られたりしたら厄介ですよね! 物置の処分方法は分類すると主に2つあります。「自分で解体・運搬して処分する方法」か、「業者に依頼して処分する方法」です。 「どっちの処分方法が良いの…?」て、気になりますよね? 今回は物置の処分方法や費用を紹介しながら、最も最適な方法を伝授いたします!ぜひ、参考にしてくださいね。 物置を自分で解体・処分する方法 まずは、自分で物置を処分する方法についてご紹介します。 自分でやる処分方法としては、「解体してゴミ処分」または「メルカリまたはヤフオクにてそのまま出品」の2通りです。 ◯スチール製で小型のものなら解体してゴミ処理が可能 もしも処分したい物
-
重いレンガやコンクリートの処分方法を教えて下さい
ご家庭の塀や庭先の通路に使われるレンガやコンクリート。こうした普通では処分しにくい煉瓦やコンクリートは、どのように処分したらいいのか迷ってしまうものです。 そこで、重くてかたい煉瓦とコンクリートの捨て方・処分方法をご説明しましょう。 「粗大ごみ」として処分できない場合がほとんど 煉瓦やコンクリートを捨てる場合は、建築廃材(家の一部)と見なされてしまい産業廃棄物になる自治体が殆どです。「粗大ごみ」でも「燃えないゴミ」でも一般家庭のゴミとして処分することができないということです。こうした処分ルールは自治体ごとに決まっているので、事前に確認しておくとスムーズに処分できるのでオススメです。 ただし、粗大ごみとして処分するには有料となってしまうので、その点も自治体に確認するときに、料金について確認するといいですね。 煉瓦もコンクリートも「燃えないゴミ」で処分
-
物干し台のコンクリートはどうやって廃棄処分するのでしょうか
ご家庭の中では捨てにくいものは案外多いですが、特に捨てにくいものとして「物干し台のコンクリート」があります。そう、あの物干し台が安定させるための重石です。あのコンクリートってどうやって処分すべきなのでしょうか?そのような疑問を持つ主婦のお悩みを解決していきましょう。 自治体のごみの日に処分可能 物干し台のコンクリート部分は、自治体によりますが、基本的には「粗大ごみ」として処分することが出来るようになっています。そのため、地域の処理局に連絡を取って処分が可能かどうかを確認するといいですね。また、大きさによっては「燃やせないゴミ」に分類される場合もあるので、自治体ごとの処分ルールに従って、コンクリートを処分するといいですね。 「物干し台」と「コンクリート」は分類すべきか? 物干し台のコンクリートを捨てる時に疑問になるのが、「物干し台ごと処分することが
-
ブロックやレンガはどうやって処分するの?処分方法を教えて!
家庭のお庭で使われている大量のレンガが不要になったので捨てたい。 エアコンの室外機の下に引いてあるブロックを、引越しの際に捨てなくてはならなくなった…。 そんな時、これらをどうやって処分すればよいのでしょう?燃えるゴミ、または燃えないゴミで捨てられるのでしょうか?とても迷いますよね。 ここでは、これらの処分方法について、詳しく解説していきます。 レンガやブロックはゴミとして捨てられないことがほとんど 「ブロックやレンガはゴミで捨てられるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。ゴミとして捨てられれば、費用もかからずに便利ですよね。 一度、お住いの役所へと電話で問い合わせてみてください。恐らくほとんどの自治体で、「レンガやブロックは市では処分していませんので、業者へ電話してみてください」という答えが返ってくるでしょう。 なぜなら、レンガやブロック
-
大きな庭の木の処分に困ってます。捨て方を教えて下さい
家の中が見えないように、また縁起が良いとして松や梅、桃や柿などの木を庭に植えているご家庭って多いものです。見ている分には綺麗で、気分もよくなりますが、手入れをして出た枝や、事情があって処分する場合には、困ってしまうものです。そこで、庭の木を処分する方法についてご紹介していきますね。 手入れで切った枝なら可燃ごみで処分可能 基本的に木は燃やすことが出来る材質なので、可燃ごみの日に出すことができます。ただし、可燃ごみとして出すには、自治体専用のゴミ袋に入る大きさにする必要があるので、切った枝が長すぎたり、大きすぎる場合にはさらに切り分ける必要があります。そのため、ひと手間はありますが、庭の木も「可燃ゴミ」として捨てることが出来るようになっています 大きい木の処分は回収業者に頼む とくに自分で処分するのが大変と言う場合には、廃品回収業者などに木の処分を依頼すると
-
プランターの土や培養土の処分方法を教えて下さい
家庭用ガーデニングや野菜の栽培をしている人にとって、欠かすことのできない培養土。プランター、鉢植えで植物を育てている場合には、定期的にこの培養土を交換する日強がありますよね。この時に出た培養土で使用済みのものって、どのように処分したらいいのかご存知ですか?その処分方法をご紹介しましょう。 土や培養土は再生利用が可能 使用済みの土や培養土の場合、まず処分するべきかどうかを確認する必要があります。例えば、まだガーデニングをやっていたり、野菜栽培をしているだけであれば、使用済みの土を再度使うことができます。そのため、もし「これからもガーデニングなどを続けるが、一度使ってしまったから処分する」と考えているのであれば、今一度「土を再利用できる」ように工夫するのが良いでしょう。 地域のゴミ区分に従って処分する 培養土や使用済みの土は、一般ごみとして処分することが可