ブロックやレンガの処分方法|無料回収や廃棄などの方法を解説。

  • 家庭のお庭で使われている大量のレンガが不要になったので捨てたい。
  • エアコンの室外機の下に引いてあるブロックを、引越しの際に捨てなくてはならなくなった…。

そんな時、これらをどうやって処分すればよいのでしょう?レンガやブロックは、自治体ではほとんど処分対応をしてもらえないパターンがほとんどです。

そのため、不用品回収業者に依頼するのが最もコスパよく処分をしてもらうことができます。その他にも以下のような業者が処分対応をしてくれます。費用相場をまとめておきましたので参考までにご覧ください。

業種品目料金例その他
庭がれき処分専門業者レンガ1kg300円出張費別途(埼玉県内5,000円~など)
ガーデンサービス業者レンガ1kg約50円コンクリート片1kg約90円、出張料4,000円~
産業廃棄物処理業者レンガ1立方メートル15,000円~
地域限定業者軽量ブロック1つ200円~持ち込み限定(例:和光市)

ここでは、これらの処分方法について、詳しく解説していきます。

この記事でわかる内容
  • レンガやブロックはゴミとして捨てられないことがほとんど
  • レンガやブロックを処分するための方法
  • 3.買取業者に買い取ってもらう
  • 4.リサイクル業者に出す
  • 5.不用品回収業者に依頼する

レンガやブロックはゴミとして捨てられないことがほとんど

結論、レンガやブロックは、ゴミとして処分することができません。

一度、お住いの役所へと電話で問い合わせてみてください。恐らくほとんどの自治体で、「レンガやブロックは市では処分していませんので、業者へ電話してみてください」という答えが返ってくるでしょう。

レンガやブロックがゴミとして捨てられない理由としては以下の二つの理由があります。それぞれ詳細に解説していきます。

レンガやブロックがゴミとして捨てられない理由
  • 理由①|「特定処理困難物」として分類されるため
  • 理由②|産業廃棄物に分類されるため

理由①|「特定処理困難物」として分類されるため

特定処理困難物とは、市町村が処理する一般廃棄物の中でも、全国的に適正な処理が困難な廃棄物のことをさします。

市町村が処理する一般廃棄物のうち、全国的に適正な処理が困難となっているもの。
市町村長は、適正処理困難物の処理が適正に行えるよう、製造者や販売者などの事業者に協力を求めることができ、環境大臣は、経済産業大臣など管轄の大臣に、そのための必要な措置を要請できる。
引用元:環境用語集:「適正処理困難物」|EICネット

なぜなら、レンガやブロック、庭の植木や庭石などは、「特定処理困難物」として分類されるため、「燃えないごみ」として処分できない市町村が多いです。

理由②|産業廃棄物に分類されるため

そもそも、産業廃棄物とは事業活動から出た廃棄物のうち、法令で定める20品目(種類)の廃棄物のことを指します。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)において、産業廃棄物とは「事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類その他政令で定める廃棄物」であると規定されています。
引用元:産業廃棄物の概要

家の解体などででる場合でも「産業廃棄物」として扱われ、この場合でも家庭ゴミとしては処分できません。

レンガやブロックを処分するための方法

3~4個ほどの少量なら、自治体が運営する清掃センターなどで引き取ってもらえる可能性はあります。しかし、大量のブロックは焼却炉で燃やすことができないので、断られる可能性が高いです。

自治体で処分ができない場合、地元の産業廃棄物の収集運搬業者を教えてくれます。そこへ連絡してみましょう。

レンガやブロックを処分するための方法
  • 方法①|地元の回収業者に依頼する
  • 方法②|ガーデニングやDIYに興味のある人に譲渡

方法①|地元の回収業者に依頼する

ブロックやレンガは自治体で受け入れされていないケースがほとんどなので、地元の処分業者に依頼する方法が一般的です。

主に、不用品回収業者と言われる業者のことをさします。基本的に不用品回収業者は、以下のような資格を持っているケースがほとんどです。

  • 「特別管理産業廃棄物管理責任者」
  • 「廃棄物処理施設技術管理者」

彼らに依頼することで、スムーズに処分をしてもらうことができます。ただ、悪質な業者が存在することも事実です。しっかり見積もりを取って発注するようにしましょう。

方法②|ガーデニングやDIYに興味のある人に譲渡

DIYやガーデニングに興味のある人に譲渡したり、リサイクルショップやフリマアプリで売却することも可能です。ただし、状態や量によって売却できるかどうかが異なります。

ただ、この方法は知り合いが近くにいないと実現しないので、対応可能な方は限定されてしまいます。

方法③|自治体に依頼する

自治体によっては、処分に応じてくれる市町村はあります。ただ、東京23区などでは対応してもらえないケースがほとんどです。以下に対応可能な市町村についてまとめてみました。

都道府県市区町村処分方法備考手数料(例)
東京都港区自治体での回収不可ごみとして扱われない
東京都北区自治体での回収不可ごみとして扱われない
東京都八王子市粗大ごみとして処分処理施設に直接持ち込みまたは収集依頼10kgまで350円、以降10kgごとに350円加算
埼玉県さいたま市粗大ごみとして処分ブロック4個、レンガ4個を1品として最大8品まで1品につき550円
神奈川県相模原市粗大ごみとして処分コンクリートブロック6個、レンガ15個まで10kgまで150円

ブロックやレンガの処分費用についてズバリお答えします!

ガーデニングや庭・駐車場の整備したときに出てくるブロックやレンガのゴミ。これらを処分するとき、費用は一体どれくらいになるのでしょうか?相場が気になりますよね。

ここでは、実際に調査した価格をご紹介します。

処分依頼先費用例その他
自治体無料~数百円/個個数制限あり、持ち込みが必要な場合も
処分してもえないケースが多い
庭がれき処分専門業者レンガ1kgあたり300円~出張費別途
ガーデンサービス業者レンガ1kgあたり約50円コンクリート片1kg約90円、出張費別途
産業廃棄物処理業者レンガ1立方メートルあたり15,000円~
不用品回収業者レンガ1個あたり100円~出張費・人件費別途

自治体で回収するときの費用相場

ブロックやレンガは「産業廃棄物」として判断されることが多いため、残念ながらゴミとして出すことはできないケースが多いです。たとえば東京都の以下の区では、受付できない旨が明記されています。

都道府県市区町村処分方法備考手数料(例)
東京都港区自治体での回収不可ごみとして扱われない
東京都北区自治体での回収不可ごみとして扱われない
東京都八王子市粗大ごみとして処分処理施設に直接持ち込みまたは収集依頼10kgまで350円、以降10kgごとに350円加算
埼玉県さいたま市粗大ごみとして処分ブロック4個、レンガ4個を1品として最大8品まで1品につき550円
神奈川県相模原市粗大ごみとして処分コンクリートブロック6個、レンガ15個まで10kgまで150円

◯東京都港区は対応してくれない

「園芸やペットの世話などで使用した土・砂や石、ブロックなどのコンクリート、レンガは、ごみではないため、区では収集できません。」
引用:港区公式ホームページ

◯東京都北区は対応してくれない

「土、石、砂、コンクリート、レンガは、区のごみ収集には出せません。」
引用:北区公式ホームページ

しかし自治体の一部では、レンガやブロックを粗大ごみとして回収を行っているところもあります。以下、一例をご紹介します。

◯東京都八王子市の場合

  • 「粗大ごみ(不燃)」として、処理施設に直接持ち込みまたは収集依頼することで処分が可能。
  • 手数料は10キロまで350円。以降、10キロごとに350円加算。

◯埼玉県さいたま市の場合

  • 粗大ごみとして処分可能。
  • ブロックは4個で1品、最大8個まで。レンガも4個で1品、最大8個まで
  • 手数料は1品につき550円。

◯神奈川県相模原市の場合

  • 粗大ごみとして持込みが可能。
  • コンクリートブロックは1回につき6個まで。レンガは1回につき15個まで。
  • 手数料は10キロまで150円。

自治体での回収の場合、個数制限が設けられているところも多いです。そのため個数が少なければ、自治体に回収してもらうと費用が安く済みます。

専門業者回収依頼した場合の費用相場

ほとんどの自治体ではレンガやブロックの回収を受け付けていないため、基本的には専門業者に依頼することとなります。以下、主な専門業者の回収処分料金を見てみましょう。

業種品目料金例その他
庭がれき処分専門業者レンガ1kg300円出張費:埼玉県内5,000円〜、東京23区8,000円〜
ガーデンサービス業者レンガ1kg約50円コンクリート片1kg約90円、出張料4,000円〜、延長作業料金発生の場合あり
産業廃棄物処理業者レンガ1立方メートル15,000円〜
和光市処分専門業者軽量ブロック1つ200円〜持ち込み限定

処分業者に依頼する場合、回収を行ってくれるところ、持ち込み限定のところなどさまざまです。自宅まで回収してもらえるのか、追加費用は発生するのか、などを事前にしっかりと確認することが大切です。

◯埼玉・東京の庭がれき処分専門業者

  • 基本料金:レンガ1kgあたり300円
  • 出張費:埼玉県内で5,000円〜、東京23区で8,000円〜

◯東京・神奈川県のガーデンサービス業者

  • レンガ1kgあたり約50円
  • コンクリート片1kgあたり約90円+出張料 4,000円〜+(場合によっては延長作業料金発生)

◯千葉県の産業廃棄物処理業者

  • レンガ1立方メートルあたり15,000円〜

◯和光市の処分専門業者

  • 軽量ブロック1つにつき200円〜
  • ただし持ち込みに限る

不用品回収業者の費用相場

不用品回収業者でも、ブロックやレンガの回収を受け付けているところがあります。不用品回収業者とは、一般家庭や法人などの不要品を回収する民間業者です。自治体では回収できないものや、分別に困るもの、搬出が難しいものを回収してもらえます。

以下、費用を調べてみました。

地域業種品目料金例その他
埼玉県内不用品回収業者レンガ1個100円〜ブロック1個300円〜、運搬費用無料対象エリア外は3,300円〜6,600円の追加費用発生
千葉県内不用品回収業者ブロック・レンガ1個300円〜出張費用・人件費などが別途必要

◯埼玉県内の不用品回収業者

  • レンガは1個100円〜、ブロックは1個300円〜。
  • 運搬費用無料対象エリア以外は、運搬費3,300〜6,600円の追加費用発生。

◯千葉県内の不用品回収業者

  • ブロックやレンガ1個につき300円〜。
  • その他、出張費用・人件費なども必要に応じて発生。

レンガやブロックの種類別の処分方法

では、これらの産廃業者はどうやって処理しているのでしょうか?簡単に説明すると、石やコンクリートを、材質ごとにリサイクルされています。

方法①|コンクリートの場合

とくにコンクリートの場合は再利用の価値が高いため、大量に運び込んでも数千円ほどで処分してくれるでしょう。

方法②|軽量ブロックの場合

「軽量ブロック」の場合、「原料」としてそのまま再利用が可能です。しかし、首都圏ではリサイクル施設を構えている業者は少ないでしょう。

首都圏ですと、ほとんどのブロックは「がれき」と同じ扱いとなり、持ち込みした場合は1立米(立方メートル)あたり9,000円~15,000円の処分費が発生してしまいます。

レンガの場合

レンガの場合、陶器類と同じカテゴリに入ります。そのため材質としての価値はほとんどなく、地方の業者さんでも処分費用は軽量ブロックより、若干高めになることでしょう。

レンガやブロックの処分なら不用品回収のパワーセラーへ!

不用品回収業者に依頼すれば、多くの業者は自宅まで回収しに来てくれます。また、レンガやブロック以外の不用品もまとめて回収してくれるので非常に便利です。

費用は業者や位置によって異なりますが、無料で見積もりできる場合も多いです。ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

当社パワーセラーにおいても、不要となったブロックやレンガの処分を承っております。東京・神奈川・千葉・埼玉の対象エリアまで、直接回収しにお伺いします。

費用は基本的に、1個500円+出張運搬費です。出張運搬費は個数や距離によって異なります。軽量ブロックなら、処分費がさらにお安くなります!

お見積りはいつでも無料。まずはお気軽にご連絡ください。

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