ギターの処分方法8選!買取や不用品回収の相場についてもわかりやすく解説!
自宅に使わないギターがある場合、不要なら処分を検討しましょう。ギターの処分には様々な方法があります。自分にとって最もメリットがあると感じる方法を選ぶことが大切です。
本記事では具体的にギターの処分にはどんな方法が使えるのか、処分を不用品回収業者に依頼する際のメリットとデメリット、さらにおすすめの不用品回収業者を詳しく紹介しています。
「これからギターを処分したい」という方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
不要なギターの処分方法8選
自宅で不要になったギターの処分方法には、大きく以下の8つのパターンがあります。
- 粗大ゴミとして自治体で処分する
- ゴミ処理施設に直接持ち込む
- 欲しい人に譲る
- ジモティーで近所の欲しい人に譲る
- ヤフオクで売却する
- メルカリなどのフリマアプリで売却する
- リサイクルショップで売却する
- 不用品回収業者に売却・引き取りを依頼する
それぞれの方法を詳しく解説します。
粗大ゴミとして自治体で処分する
最も簡単な方法はギターを粗大ゴミとして出して、自治体に回収してもらうことです。居住している自治体の粗大ゴミ担当の課に連絡すると、粗大ゴミを出す日時を決められます。
後はその日に指定された場所(通常ゴミ置き場など)に、ギターを置いておけばOKです。
既に故障しており売れる見込みがない、引っ越し日が近づいており、とにかく確実にギターを処分したいといった事情があるなら、確実性のある粗大ゴミでの処分を検討しましょう。
ただし粗大ゴミの場合、処分してもらうためのシールを購入する手数料がかかること、また重いギターを指定の場所までは自分で運ばなければならないことはデメリットです。
ギターが故障していない場合には、粗大ゴミとして処分するのは少しもったいないので、後述する別の方法を検討しましょう。
ゴミ処理施設に直接持ち込む
粗大ゴミのスケジュール調整が難しい場合は、自治体のゴミ処理施設に直接ギターを持ち込み、処分してもらう方法もあります。基本的な流れは下記の通りです。
- 前日までに予約を申し込む
- 予約日に自分でゴミ処理施設にギターを運ぶ
- 所定の金額(処理手数料)を支払う
- 処分が完了する
ゴミ処理施設に直接持ち込むメリットは、スケジュール調整が柔軟にできることです。細かい規定は自治体によりけりですが、基本的には平日の日中であればいつでも利用できます。前日までの申込が可能なので、緊急の対応をしやすい点もメリットです。
一方でゴミ処理施設が徒歩圏内であったり、遠方の場合には自動車が必要だったりするハードルの高さはデメリットです。自家用車がない場合はレンタカーを借りる選択肢もありますが、そうすると発生するコストがかなり高くなるので、実際に利用するか否かはよく検討しましょう。
欲しい人に譲る
家族や知人の中に、音楽好きの人やギターを始めたいと思っている人がいるなら、その人に譲るのも1つの手です。特に中学生や高校生の子どもがいて、音楽系の部活に入っている知人がいる場合には、一声かけてみても良いでしょう。
ただし人に譲る場合は、まだ使える状態であるか否かは必ず確認しておくべきです。もし故障していたり、劣化がひどかったりすると、譲渡しても迷惑がられる可能性があります。処分の手間を単に押し付けられているだけ、と感じてしまうかもしれません。
知人に譲る場合は、あらかじめどんな状態であるのかしっかりと伝えるようにしましょう。それも踏まえて「欲しい」と言われたら、譲渡しましょう。無料で譲るのか、それとも有料で譲るのかなど、細かい条件は自由に調整できますが、お互いの同意をしっかりと確認することが大切です。
ジモティーで近所の欲しい人に譲る
知人や家族や遠方にいて、ギターを譲るのが簡単でない場合には、ジモティーを使って近所の人に譲るのもおすすめの処分方法です。ジモティーは無料で譲渡するだけではなく、自分で価格を設定して販売することもできます。
「ある程度利用価値はまだあり、無料で渡すのがもったいない」と感じる場合には、有料で販売してみるのもおすすめです。
また、ジモティーは、地元の人(近所の人)がやりとりの対象となるので、受け渡しが簡単というメリットもあります。自宅に直接引き取りに来てもらうことも可能であり、その場合は配送の手間もほぼありません。
ただしジモティーは、必ず引き取り手が現れるとは限らない点がデメリットです。特に「〇日後に引っ越しを予定しており、その前日までには必ず処分する必要がある」など、差し迫った状況ならば、ジモティーだと確実性がないので別の選択肢を検討しましょう。
ヤフオクで売却する
ギターの処分方法として、ヤフオクに出品するのも選択肢の1つです。ヤフオクはオークションサイトなので、ユーザーの需要がある限り、どんどん価格が上昇します。
例えば自分では「このギターの現在価値は3,000円程度」と思っていても、実は3,000円以上で落札されるといったケースも珍しくありません。前述したジモティー、後述するフリマアプリでは自分で価格設定をする必要がありますが、適正に価格を設定できる自信がないなら、ヤフオクに出品してみましょう。
ただしヤフオクは落札価格のうち、10%が手数料として差し引かれます。送料なども考慮すると、せっかく売却できても利益が少なくなる点は注意してください。一方でYahooという大きな会社が仲介に入ってくれるため、個人間で取引するよりも安全性や確実性があるというメリットもあります。
利益率や利益額よりも、確実かつ安心してギターを売却したいなら、ヤフオクの利用がおすすめです。
メルカリなどのフリマアプリで売却する
急ぎでギターを処分する必要はなく、自分の想定している価格で売却したいと考える人には、メルカリやラクマなどのフリマアプリの活用がおすすめです。フリマアプリでは自分で価格を設定できます。
また出品自体はギター本体で行うとしても、ユーザーの中には特定のパーツだけを欲しがる人もいます。ギターの状態や利用可能性などをしっかりと明記しておけば、コメントでの交渉なども通じて様々な形で売却(処分)できる可能性が広がるでしょう。
ただし、フリマアプリもすぐに処分できるとは限らず、買い手が付くまで待つ必要があります。引っ越しが迫っているなど、処分のリミットが決まっているなどの場合には、フリマアプリでいつまで出品するのかを決めておき、その日までに売却できなければ、粗大ゴミやゴミ処理施設への持ち込みなど、別の選択肢に切り替えましょう。
リサイクルショップで売却する
即日で確実にギターを処分したいなら、リサイクルショップもおすすめです。リサイクルショップでは、ほぼ確実に買い取ってもらえます。価値がないと判断されればかなり買取金額が低くなりますが、とにかく早く処分することを優先するならリサイクルショップはおすすめの選択肢です。
しかしあまりにも劣悪なギターだと、買取を拒否されることもあります。再販できる可能性がなければ、リサイクルショップとしても買い取る価値がないためです。客観的に見て、買取価値が付きそうであることを自分で判断した上で、リサイクルショップに持ち込みましょう。
なおリサイクルショップが近所に複数ある場合、双方に持ち込んでみるのもおすすめです。リサイクルショップごとに価格の判断基準は異なるので、一方ではかなり安い金額だったのに、一方では意外な高値をつけてもらえることもあります。
不用品回収業者に売却・引き取りを依頼する
ギターの処分は、不用品回収業者に依頼する選択肢もあります。ギター単体ではなく、他の家具も含めて複数の品目を同時に処分したい時は不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収業者だと、ある程度スケジュールを柔軟に調整できます。民間業者なので、平日のみという縛りはなく、土日祝日の対応も可能です。仕事の都合で粗大ゴミやゴミ処理施設の利用が難しいなら、不用品回収業者の方がメリットは大きいでしょう。
不用品回収業者にギターの処分を依頼する際の主な流れは下記の通りです。
- ホームページのフォームや電話などを使って申し込む
- 指定の日時に業者が自宅に来て、見積もりを提示する
- 見積もりに納得できたら処分を依頼する(ここで運び出しの日程調整)
- 3のステップで指定した日に業者が来て、ギターを処分してくれる
なお、本記事で最もおすすめしたいギターの処分方法は不用品回収業者です。不用品回収業者を利用するメリットやデメリットについては、後ほど詳しく解説しています。
不用品回収業者にギターの処分を依頼するメリット
不用品回収業者にギターの処分を依頼するメリットは下記の通りです。
- 壊れていても引き取ってもらえる
- 引っ越しと合わせて依頼できる
- ギター以外の不用品回収もまとめて依頼可能
- 発展途上国への物資支援の手助けができる
それぞれ詳しく解説します。
壊れていても引き取ってもらえる
不用品回収業者だと、状態を問わずギターを引き取ってくれます。これはリサイクルショップ、ジモティー、フリマアプリなどとは大きく違うポイントです。
壊れているなど、状態の悪いギターこそ処分したいのに、なかなか処分できないとお悩みの方は、不用品回収業者に依頼しましょう。
引っ越しと合わせて依頼できる
不用品回収業者によっては、引っ越しの際の荷物運搬と合わせて、不要なギターを同時に処分してくれる場合もあります。引っ越しと同時に依頼すると、ギター処分の日、引っ越し作業の日を分ける必要がなくなる点が大きなメリットです。
ギター以外の不用品回収もまとめて依頼可能
不用品回収業者では、ギターだけではなく、その他の家具家電などの不用品回収も依頼できます。ギター単体で依頼するよりも、まとめて回収依頼した方がコスパはお得です。なぜなら、不用品回収業者では最低価格が設定されていることが多いためです。
そのためギター以外にも同時に処分したいものがあるなら、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
発展途上国への物資支援の手助けができる
不用品回収業者の中には、回収した品目を単に処分するのではなく、発展途上国に寄付しているケースもあります。例えばパワーセラーが一例です。
例えばギターが壊れて使えないとしても、一部の部品だけはまだ使えることもあります。そのわずかな部品が、発展途上国の人たちの生活の助けとなるケースも珍しくないのです。
貧困に苦しむ方々の生活に少しでも貢献したい、SDGs的な生き方をしたい人は、ぜひ不用品回収業者を利用してみてください。
不用品回収業者にギターの処分を依頼するデメリット
不用品回収業者にギターの処分を依頼するのは、下記のデメリットもあります。
- どの業者に依頼したらいいのか分からない
- 悪徳業者と知らずに依頼してしまう恐れがある
それぞれ詳しく解説します。
悪徳業者と知らずに依頼してしまう恐れがある
一口に不用品回収業者といっても、数多くの業者があります。これまで不用品回収業者に依頼したことがない場合、どの業者を選べば良いのか迷う人も多いでしょう。
しかし選択肢が豊富にあることはメリットでもあります。なぜなら複数社で相見積もりを取れば、最もコスパの良い業者を選択できるためです。
また、依頼先として選んだ不用品回収業者は、違法に運営している悪徳業者の可能性があります。特に極端に価格が安い業者だと、悪徳業者として疑った方が良いかもしれません。
悪徳業者を避けるために、依頼前に必ず一般廃棄物許可証を取得しているかどうか確認しましょう。一般廃棄物許可証を取得していれば、違法性はなく、合法的に運営している業者と判断でき、安心して依頼できます。
ギターの処分はパワーセラーへの持ち込みも便利
本記事では不用品となったギターの処分方法を詳しく解説しました。ギターの処分方法は大きく8つあり、その中でもおすすめなのは不用品回収業者の利用です。特にパワーセラーは、創業20年以上を誇る優良業者であり、初めての方でも安心して利用できます。
パワーセラーにギターの回収を依頼する際の費用は500円です。出張買取だと最低価格で8,000円取られてしまいますが、店舗への直接持ち込みなら500円しかかかりません。
年末年始を除くと土日も含めて毎日営業しており、日々忙しい方でも都合をつけやすいというメリットがあります。実際にギター回収を依頼する業者を探し始めると迷う人も少なくないので、手っ取り早く優良業者を見つけたいなら、パワーセラーを利用しましょう。
公共交通機関をご利用の場合は、東武東上線朝霞駅から徒歩15分です。
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