廃品回収業者とのトラブル事例 料金編

廃品回収業者とのトラブルで断然多いのが料金についてです。
消費者がこうした廃品回収業者と出会うのは、ポストに入っていた「無料で不用品を回収します」というチラシを見たり、拡声器をつかって「ご家庭の不用品を無料で引き取ります」などと宣伝しながら、軽トラックで巡回しているのを呼び止めたりした場合がほとんどでしょう。

ここでキーワードとなるのが、「無料で回収」をうたっていること。
でも、どこまでが無料でこれこれは有料、といった詳しい説明がなされていないことがトラブルの一因となります。
そうした業者に共通しているのは、料金表や明確な見積もりを提示しないこと。
例え見積もったとしても、それを簡単に反古にしたりして高い請求をしてきます。

ある事例をご紹介しましょう。
「無料回収」をうたうトラックを呼び止めて、回収料金を尋ねたが業者は答えませんでした。
不用品は物置にあるというと、業者は勝手に物置から不用品をトラックに積み込んでいきました。
積み終わった後、「回収料金は2万4000円」と言われて本人はビックリ。
それを断ると「キャンセル料は1万円」と凄んできました。
怖くなって、仕方なく1万円を払ったそうです。
それは「先積み」と呼ばれる不法行為に当たります。

その他にも、「回収は無料だが、トラックに積み込むにはお金が必要だ」とか、「この品物にはリサイクル料金がかかる」とか、消費者がそうした情報に疎いことを利用してお金をふきかけてきます。
もし、悪徳業者の被害を受けたら、トラックのナンバーをメモして警察に知らせるか、消費生活センターに相談してください。

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